クロスゾーン

□藤紫氏のお家探索
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「今日、准尉さんのお家に行きましょうっ!!」


3人しかいない仕事場に1人しかいない女性の声が響く


「……はっ?」


「軍曹、ボケた事を言ってないで仕事しろ」


「つーか、京都行こうのノリで言うな」


准尉は口に入れかけていたクッキーを机の上に落とし
少佐は黙々と仕事を進めていた


「准尉、これやっとけ。お前、今日は定時上がりだろ」


「ほーにふぁい(りょーかい)」


以前、少佐に絞られてから真面目に仕事をしている准尉
だらけるのは休み時間のみと決めていた(っというか決められた)ために、黙々と食べなから仕事を進めていた


「ちょっとっ!!無視しないでくださいよっ!!私、別にボケてませんよっ!!」


「はいはい。っで、何で俺ん家か20文字以内で答えろ」


「一人暮らしの様子を見るためですっ!!」


「……却下」


「なんでですかっーー!?」


「……おい。軍曹はお前が妻子持ちという事を知らないのか?(ボソッ」


「絶対知らない様子だろ、これ。俺が妻子持ちって知ってるの少佐ぐらいだぞ(ボソッ」


「何話してるんですかっ?」


「うおっ!何でもねーよ!!」


「そうなんですかっ?っで、行ってもいいですよねっ?」


「そうだな。お前が天国に逝ってこい」


「字が違いますっ!!それに私、生きてますよっ!!」


「そしたら地獄にでも逝くか?頭に角生やした人に会えるかも知れねーぞ」


「金棒が怖いので却下させてもらいますっ」


「…ボイスが関さんのと鳥海さんのキャラに会えるかも知れねーぞ」


「だ・か・らっ!私生きてますってっ!!」


「…准尉。俺も行くから…連れていかないとこいつに変な目を会わされるぞ」


「ちょっ!なんで人を指差すんですかっ!?」


「…否定できねー」


「酷いですぅっ〜!!」
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