ハリポタ(短編)
□常識は覆された
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「絶対、夏でしょ?」
「いいや、冬だろっ」
「シリウス。頭、おかしくない?冬にして、どーすんの?」
「頭がおかしいのは、お前だっ!夏は元気に外へ行け!そして、遊べよ!学べよ!」
「…って、シリウスとノエルは、何を揉めてると思うリーマス?」
「さぁーね。(アレか?恋人がエッチな関係に至るに良い季節とか……)」
「リーマス。今、なんか疚しいこと考えただろ?」
「はい?うるさいよ、メガ…ジェームズ」
「(メガネって酷い)ねぇ、シリウスとノエルは、なんで喧嘩してんのさ?」
「あー!!ジェームズにリーマス。いい所に来たっ!!聞いてくれよ、このバカ、怪談は夏にするもんだって言って譲らねーんだよ」
「そうでしょ?夏の暑い時にこそ、怪談話でゾオォ〜ッと、背筋が冷えるんじゃん!」
『………………?』
「え、何この沈黙?」
「"WinterStory"まぁ、怪談を指すかな?ノエルには、悪いけど…シリウスや僕達も…。いや、英国は冬が主流なんだよ、日本は夏なんだ?」
「嘘でしょ?リーマスまで、嘘つくの?皆でグルになって私を騙そうたって、そうはいかないわッ!」
『……………………』
「何この、空気…そしてみんな、何故に残念そうな目で見てるの!
マジで?……ガチで冬なんですか?」
「いえーす。」
「…怪談話って、世界共通"夏"じゃないんだね…」
「だから、言っただろ!」
「ゴーストなんて、別に四季を問わずにいるのにねぇ〜」
「日本の夏と言ったら、花火大会とスイカと怪談話なんだけどなぁー」
「あ、花火大会も英国は冬だよ?ノエル」
「そうそう。ガイフォークス・デイね?」
「ナニソレ?もう、ついていけない…」
・END
(英国は冬って…おっどろきぃ〜でした!)