ハリポタ(短編)

□常識は覆された
1ページ/1ページ


「絶対、夏でしょ?」

「いいや、冬だろっ」


「シリウス。頭、おかしくない?冬にして、どーすんの?」

「頭がおかしいのは、お前だっ!夏は元気に外へ行け!そして、遊べよ!学べよ!」



「…って、シリウスとノエルは、何を揉めてると思うリーマス?」

「さぁーね。(アレか?恋人がエッチな関係に至るに良い季節とか……)」

「リーマス。今、なんか疚しいこと考えただろ?」

「はい?うるさいよ、メガ…ジェームズ」

「(メガネって酷い)ねぇ、シリウスとノエルは、なんで喧嘩してんのさ?」

「あー!!ジェームズにリーマス。いい所に来たっ!!聞いてくれよ、このバカ、怪談は夏にするもんだって言って譲らねーんだよ」


「そうでしょ?夏の暑い時にこそ、怪談話でゾオォ〜ッと、背筋が冷えるんじゃん!」



『………………?』





「え、何この沈黙?」




「"WinterStory"まぁ、怪談を指すかな?ノエルには、悪いけど…シリウスや僕達も…。いや、英国は冬が主流なんだよ、日本は夏なんだ?」


「嘘でしょ?リーマスまで、嘘つくの?皆でグルになって私を騙そうたって、そうはいかないわッ!」



『……………………』



「何この、空気…そしてみんな、何故に残念そうな目で見てるの!
マジで?……ガチで冬なんですか?」

「いえーす。」


「…怪談話って、世界共通"夏"じゃないんだね…」

「だから、言っただろ!」


「ゴーストなんて、別に四季を問わずにいるのにねぇ〜」

「日本の夏と言ったら、花火大会とスイカと怪談話なんだけどなぁー」


「あ、花火大会も英国は冬だよ?ノエル」


「そうそう。ガイフォークス・デイね?」


「ナニソレ?もう、ついていけない…」




・END
(英国は冬って…おっどろきぃ〜でした!)
次の章へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ