infinite
□昨日のようにおやすみ
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僕は後輩とか、ましてや年下の同性と接するのが苦手だ。だから、グループで年下のメンバーなんて、実の弟のように接すればいいと思っていた。
ミョンスはいい。僕とミョンスは生まれ年は違えどミョンスが早生まれだと言うことで友人として接している。そうなると僕からして年下のメンバーはソンジョン、ただ一人だ。
どこにいても年上の方が接しやすい事は事実だ。頼ることもできるし。同い年は同い年で気が楽になる。だけど、年下はどうだ...？全くもって接し方が分からない。俺に頼れ、と言うのも変な話だし、甘えられるのもどうかと思う。しかもソンジョンは自分が長男であるせいもあって、年下らしく甘えてこないというのも悩みどころだった。
そんな大人びたソンジョンが僕の心の中を独り占めするようになるのに時間はかからなかった。気がつくとソンジョンに対する悩みはソンジョンへの関心に変わって、ソンジョンへの好意に変わった。