*Text*
□終わり良ければ全て…良くない!
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冷たい。
いくらなんでも冷た過ぎる。前はこんなじゃなかったのに。
ムカッ
急に腹が立って怒鳴ってしまった。
沖)あぁーそうですかぃ!!てめぇなんかさっさと死んじまえハゲ土方!!!
気づいたら部屋から出ていた。あんな奴あんな奴あんな奴…!!
沖)……っ!!
その夜は、ムカムカして眠れなかった。
次の日の朝、ムカムカしたまま食堂に向かうと案の定奴がいた。勿論無視だ。
沖)おいザキ、ここに座れ。
山)えぇっ!!隊長の横ですか?でも其処はいつも副長が…え?あんなとこで…
沖)いいから座りやがれ。
山)ハイ。(怖っ!!副長とケンカでもしたかな…)
絶対に此方から話し掛けてやるもんか。
───夕方…
沖)ザキ〜入るぜ。
山)ちょっと隊長、幾ら副長とケンカしたからって部屋にまで。
沖)ケンカしてねぇし。
(山:絶対したんだな…)
山)また意地張って。こっちまで迷惑かかるんですから。
沖)…俺ぁ悪くねぇ。
山)どうせなんかしたんでしょう?バズーカとか。
やっぱり俺はそういうイメージしかないのか。土方さんもそうとしか思ってないのかな。
沖)…うるせぇ。もう彼奴とは話もしたくねぇ。
山)二人共意固地なんだから…。