*Text*
□三人のドキドキな毎日☆
1ページ/1ページ
「おい、起きろ総悟!」
「ふわぁ…今日は「今日は木曜日だ!!」
ほんの僅かだった犬猿の日々から、いつもの犬猿の日々に戻ってきた。俺は土方さんに対する想いに気づいちゃった訳だが、相変わらずの毎日を過ごしている。
「…ったく俺が居なくなったらどうすんだ?」
「心配いりやせんぜ。一生下僕としてコキ使ってやりまさぁ」
パンにかじりつく。今日は苺ジャムだ。苺の透明な赤が顔に付く。そしてこの人はティッシュでそれを拭う。
「おい。いい加減、綺麗に食べろ」
「………」
溜息にちょっとドキドキしてしまった。大人の色気ってやつ?腹立たしい。
と、まぁこんな感じで呑気に過ごしている。
「おはようございます!」
「はよ。」
「今日提出の課題ちゃんとやりましたよね?」
「え?ウチの高校に課題なんて存在したんですかぃ?」
「…やってないんですね。先生あの片栗虎ですよ」
「まじでか。」
「あとで見せますから安心してください」「さすがジミー」
「言うなら普通に地味って言ってください!!!」
学校は特に何でもない。何気ない日常を過ごしている。
いつも通りチャイナをからかったり、銀髪パーマの担任とドS談笑したりしている。
あの後、チャイナに「解決したアルか!良かったナ死ねヨ」と刺されたがまぁ気にしない。
…とりあえず問題は一つだ。