Dream novel

□女王蜂と蜂蜜の様な甘い恋
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もっと素直になれば良いのに






雀蜂の様に冷たくてツンツンしている






アタシの可愛い恋人











「ふぁー眠いー」

「業務中にあくびとは…感心しませんね」






笑顔で話してきた卯ノ花隊長さん


でも目が笑ってません…






「ごめんなさい。気付いたら朝で…はは」

「お楽しみなのは結構ですが、程々にして頂かないと此方も困りますから」

「はーい、以後気を付けます」






なんて卯ノ花隊長には言ったものの


程々になんて出来ません


出来る訳が無い


昨夜はアタシの恋人とイチャイチャしてた


本当は一回でやめるつもりだったけど


あまりに可愛く鳴くものだからつい朝まで


ヤっちゃった






いつも冷静で敬愛する夜一様にベッタリで


蜂の様に冷たくて鋭い針みたいな性格






もうわかっちゃったかしら?


そう、アタシの恋人は


二番隊隊長 砕蜂


あんなに冷たくて素っ気ない人だけど


夜は昼間とは裏腹に可愛く鳴いて


淫らになって…もうギャップよね






お昼になって卯ノ花隊長が


休憩に行って良いですよって


言ってくれたから


私は牛乳2本買って砕蜂がいる


二番隊舎に入った


執務室に入ると案の定


机に向かって書類と格闘している


砕蜂がいた






ちょっとした悪戯心で後ろから


思いっきり抱き付いてみた






「砕蜂ー♡」

「うわっ!いきなり何をする!」

「酷い言い方ねー?可愛い恋人がわざわざ迎えに来てあげたのに」

「貴様が勝手に来たんだろ!」

「まぁ良いわ。お昼まだでしょ?
一緒に食べよ?」

「あ…あぁ////」
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