□変態の極み
1ページ/2ページ


『おいクソマッドピエロ。なに受付に行く道塞いでんだよ』

「いきなり罵倒する君もすごいよ☆」

それもそうだな
悪いなマッドピエロ(棒)


「今なら君の心読める気がするよ♤」

『読むなクソピエロ』

おっといけない
また悪口を言っていしまった
これじゃ小学生だな
落ち着かねば


「君を待ってたんだ☆」

『ずっと?』

「君が200階に上がってくることが決定してからずっと☆」

『お前の天職ストーカーじゃねぇの?』

「・・・☆」

おっとっと
また・・・
いやもう落ち着かなくていいや
とことん罵ってやろう


「受付の時一緒に対戦を申し込んでもらおうと思って☆」

『丁重にお断りさせていただきます』

「そう言わずに♧」

いや、言うわ
こんな変態と試合?
俺こいつに触れたくないんだけど
黒龍刀しか此処じゃあ使えないし
珀龍刀は念能力を封じちゃうし

別に封じてもいいけどさ
なんか可哀想じゃん

こいつは珀龍刀で斬ってやりたいけどね


「ねぇ☆お願い♡」

『お願い(はぁと)なんていうキモいヤツの言うことなんか聞きたかねぇな』

「なんか僕君にすごい嫌われてる気がするんだけど♤」

『気がするじゃないです。そうなんです』

もうこいつと話してらんない
早く受付を済ませたい


「ねぇーお願いー♡」

『・・・』

もうキモすぎて話になりません
俺は考えるのを放棄・・・してないけどさ

何だこのどうしようもない・・・
まあいいや・・・(投げやり)


『・・・はぁ』

落ち着こう
俺はHS!
コミュ力最強も入れて
最強夢主なんだぁあああ
イヤッハー!!(大混乱)


『・・・』

そうだ
嫌いな相手のいいところを百個見つければ
スゲーいいやつに見えるようになるって聞いたぞ
こいつのいいところ・・・
いいところ・・・


「ねぇ・・・♧」

『・・・』

「・・・☆」

『・・・』

考えこんでしまった俺
ヒソカがなにか言っているがオール無視だ


「・・・受付行くんじゃないの?」

『・・・』

「・・・☆」

なおも無視する
いやマジ待って
こいつのいいところ結構出てくるぞ
出会って二日だけどさ
もしかして俺マジでHSなんじゃね!?


『・・・よっし』

「?」

『受付行くか』

「・・・今までの沈黙は何だったの?」

『ヒソカのいいところ探して仲良くなろうとしてた』

「仲良く・・・ねぇ☆」

さ、受付行こ
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ