□こんにちは
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『は!?』

周りの景色の驚き
情けない声をあげた
第一声がこんな声ですいません
レントです

と言うかここどこですか
なんだよ
俺は部屋で寝てたはずなんだけど
いきなり林ってなに!?

とりあえず所持品チェック!!


『黒からもらった刀・・・黒龍刀と親父からもらった妖刀珀龍刀・・・あとはこの身一つ・・・あと願いを叶える能力か・・・』

戦闘には困りませんね!
戦いたくねぇええええ


「おい・・・」

『・・・』

野生児が現れた!▼

レントは不意をつかれた!▼

ゴメンナサイどうしてもこのくだりがやりたかっただけです


「聞いてんのか?」

『はい聞いてます』

即答で返事をする
相手は一瞬眉をひそめた


「お前なにもんだ・・・?此処はハンター以外立ち入り禁止区域だぞ?」

『・・・ハンター?』

ハンターって狩人?
だよね?
俺の常識が正しければ


「ハンターライセンス持ってんのか?」

『ハンターライセンス・・・?』

ハンターってライセンスいるのか?
狩人って生きるために生物狩ってるんだろ?
ライセンスいる・・・?


「・・・何にも知らねぇのか?」

『・・・なに言ってるか分かんないっすね』

「・・・」

考えこんでしまった野生児
いや失礼かこれ
男性にしておこう


「・・・どうやって入ったか分かんねぇが・・・此処はとっても危険な場所だ。武器は一応持ってるみたいだが・・・早く此処を出た方がいい」

子供に教えるように
ゆっくりハッキリ話す男性
いや、その前に此処どこですか?


『俺・・・多分異世界から来たんだと思います・・・』

「はぁ?」

いや俺もなに言ってんのか分かんないけどさ
元の世界に妖怪はいたけど
ハンターライセンスなんてなかったし
チラッと後ろに見えた熊のいようで熊じゃない生物とかいたし
どう見ても我が世界では新種ですはい


『・・・俺のいた世界にはハンターなんて人たちいなかったし・・・あんな生物もいませんでした・・・』

ビシッと後ろにいる熊っぽいやつを指さす
男性は後ろを見て・・・


「・・・お前あれが見えるのか?」

『・・・あれ幽霊か何か何ですか?』

「あいつがいる場所はここからだいぶ離れた場所だぞ・・・?」

『・・・』

そりゃあ妖怪ですから
見えますよ
余裕で


『・・・この異常な視力も入れて・・・俺が異世界人だっての理解しました・・・?』

「・・・」

考えこむ男性
しばらくして
探るような目で俺を見る


「・・・嘘じゃねぇな?」

『この澄んだ目を見えれば御理解いただけるかと』

「お前の目すげぇ濁ってんぞ」

失礼な
こんな澄み渡るようにきれいな瞳を・・・
いやそこまで綺麗じゃないけど


「まぁ・・・うそついてねぇのは分かった。俺の名前はジン・フリークス」

『・・・フリークスさん?』

「ジンでいい」

『俺は・・・レント・ヌラです』

お互い自己紹介して握手する


「お前さ、アテってあんの?」

『全然無いです』

「俺のところで一緒に暮らさねぇ?」

『わお。熱烈な告白有難うございます』

「OKわかったお前なんかもう知らねぇ」

『ゴメンナサイ嘘ですホントマジで置いてかないで』

真面目においてこうとしたジンの袖をつかむ
ジンは笑うと俺を拠点としているらしい家に案内してくれた
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