Ⅱ
□お買い物は寄り道してなんぼ
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「これなんかどうですか！？これに合わせればーわぁ！さすが蓮斗様！すごい似合います！」
『・・・ありがとう』
ただ今買い物中
雪女がすごい勢いでなん店舗も回っていき
今、5店目だ
女子って怖い・・・
移動中に何回もナンパされたりモデルにスカウトされたりと色々災難にも合う
雪女目当てかと思ったら以外にも俺だったり
俺そんなに可愛くないよ・・・
『そろそろ戻ってイイ？』
「はい！」
お昼ごろ
流石に女のままだと疲れるので
お友達と別れるのりで別れそのままカフェに雪女を置いて行って公園の方へ
人通りの無い所まで来たら男に戻る
着物のまま变化したゆえに着物のままだ
まあ仕方がない
『つららー』
「蓮斗様・・・着物のままなんですね・・・」
『一様これでも極悪一家の長男なので』
「そういう問題じゃないですよー」
カフェでキャラメル・ラテを頼んで雪女のもとに行く
俺、コーヒー飲めるけどカフェの時はキャラメル・ラテ頼む
「どうせなので、男物も見ましょうよ」
『荷物が・・・』
「トサカ丸を先ほど見かけたので持たせてしまいましょう！」
トサカ丸・・・哀れ・・・
雪女が外に出たと思うとトサカ丸が現れる
そのままなにか話して買い物袋を全てトサカ丸に渡す雪女
トサカ丸は裏路地に入っていく
そのまま飛ぶのだろう
「蓮斗様の部屋にすべて置くように言っておきましたー」
『りょーかーい』
後で整理しておこう
「一休みしたらまた行きましょう」
『へーい』
先程から周りの女性客が俺を見てヒソヒソと話している
着物とか最近珍しいからしかたがないだろう
「そういえば下駄なんですね・・・」
『着物といえば下駄だろう』
「あと、前もうちょっとしめてください」
『暑いからやだー』
「色気を少しでも抑えてください！」
『どうやるんだよ！』
最近俺の顔がなかなかいいということを理解した
理解させられた
親父とリクオによって
色気についてもだ
『よーし。行くぞー』
「はい！」
夕方まで付き合わされるだろう買い物
頑張りますかー（泣）