Ⅱ
□怒られた
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『やっぱ本場は違うなぁー』
「だなーあ、天カスちょい頂戴」
「まだまだあるからねー」
「うめー」
え？なにしてるのかって？
さぬきうどん食べてるんですけど？
陸と犬神につくってもらっって食べてますけど？
なにか？（威圧）
「にしても酷いよなー鴉天狗ー」
『「暴れすぎです若！もう戦わなくていいから治療にまわってください！」だってよぉー』
「女の姿でその口調だとうける」
『あら私としたことが』
「うめぇー」
あ、親父も居ます
さっきからうめーしか言ってないけど
さっき、祖父さんが玉章の親父さん連れて来てたからもうすぐ終わりだろう
『犬神ー玉章について行くかー？』
「当たり前ぜよ」
「僕も帰るよー」
『そういえば俺四国出身なのか？』
「そうだよ。でも、10歳の時に京都に引っ越してったじゃん」
「ベルナーデルの本拠地が京都にあるからねー」
『またの名をボスの実家ともいう』
くっそでかいぞボスの実家
ボス天涯孤児だから実家使い放題なんだよ
愛子で天涯孤児なんて珍しくもなんともないからなぁー
俺みたいに家族が居たのは珍しいんだって
「にしてもなかなか終わらないねーあっち」
『ホントだねー』
「誰か様子見てこいよ」
『「「「お前が行け」」」』
犬神と陸と冬樹、俺で同じことを言う
親父は「えぇー」と言っている
別に俺たちむこうの状況知りたくないし
『それに・・・あの刀・・・トラウマなんだよ』
「・・・ああ」
傷がうずく・・・
いや別に厨二病じゃなくてね？
本気で痛いんだよ
精神的にもあの刀見ると不安定になるし
「でもさー空が白んできたよー？リクオ君大丈夫？」
『・・・さぁ？』
「見てこいよ。どうせ犬神と陸はいかなきゃだろ？」
「そうだな」
「行くぜよ」
『へぇーい』