毒蜂

□異色色彩
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掃除が終わり帰りの車を待つ

学校には私しかいない
そんなはずないけれど
でも心の中で皆を消している

Plulululu

「もしもし」

『お嬢様、申し訳ありませんが
本日お父様のお食事会でお屋敷に執事とメイドがおりませぬので、
迎えの車が出せません』

「佐川は」

『本日は熱が出ておりますので』

「わかった」

ピッ

こんなことは初めてで
本当は少し緊張している

いきなり
街が広く見える
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