運命としか言えない…

小学校のころから通っていたバトミントンクラブ。
中学に入ってから、中学の友達が来るようになって、にぎやかになっていました。
そのクラブがきっかけで、お付き合いしたYくんがいました。
しかし高校に入ると、バイトも始め、いく時間がなくなってしまい、Yくんとも中学卒業と同時に別れてしまいました。
高校卒業間近の自由登校でヒマになるころ、またバトミントンをしていたメンバー4人で集まることに。
高校生活の終わりも近く、前とは違う気持ちで新たな出会いになるような期待をしていました。
Yくんは相変わらずで、身長が伸びて私は遥かに抜かれていて、頼りがいが増していました。
その日からというもの、毎週のように4人で遊ぶようになりました。
私はまたYくんに恋をしていました。
両想いかなと思い、告白しようか悩んでいたころ、私は保育科の短大に入学しました。
Yくんは地元から車で1時間とちょっと遠い大学へ。
それでもみんなで集まっていたある日、いつものメンバーとは別のTくんと言う人が私と同じ学校で同じクラスらしい、とYくんが言っていました。
保育科なので男子は少なく、名前を聞いたらTくんのことはすぐわかりました。
しかもYくんとTくんはお互いの家に泊まりに行くほど仲がいいらしく。
それを知って次の日に学校に行った時には、Tくんは頻繁に話かけてくるようになりました。
しかもTくんと家が近く、バスで通っていたTくんを私の車に乗せて帰ることが多くなりました。
Yくんが気にぬっていた私はTくんの方に気持ちが傾いていきました。
しかもその時からTくんも含めて5人で遊ぶことになり…。
Yくんと再開できたことも運命だし、Tくんと知り合えたこともすごい偶然で…しかもどちらも捨てがたい素敵な人で。
こんな出会いは2度とないんだろうなと思いながら悩ましい毎日を過ごしていました。
どうして同時にくるんだ!!!!
結局、悩んでる間にどちらも手に入れることはできませんでした。
最初からYくん一筋だったら今ごろ付き合っていたかもしれません。

[書込]

[TOPへ]
[書込]
[カスタマイズ]



©フォレストページ