その娘、怪奇につき2
□来んな猫好好投げんぞ
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桃太郎side
「ラルさん…」
「なに」
「いい加減チャイニーズエンジェル恐怖症なんとかなりませんか?」
「無理」
今の会話から察せるように、ラルさんはチャイニーズエンジェル恐怖症らしい。なんでも、ラルさんの友人がチャイニーズエンジェルにはまり気持ち悪くなったらしく、トラウマらしい。ウサギたちは時間きっかりにテレビの前に集まるほど好きなのになぁ
「だめだよ…あんなに変貌した蓬を作ったのはこのアニメなんだ…」
「いいじゃないですか。個人の自由なんですし…あ、そういやぁ、この技良く見ますよね。なんか絵を実体化?させるやつ」
「だめ…
それいっちゃ…!」
「え?どうしてですか?」
その時、丁度白澤様が通る。
そしてテレビを見て一言
「僕、この技使えるんだ」
「まじかっ!?」
「やめて!お願い!何もするな!!!」
「やってみようか?」
「…桃タロー君、自分ちょっと散歩してくる…」
「え、あ、はい。いってらっしゃい」
ラルさんについていけばよかったと思うのは五分後