番外編
□オーストラリア旅行
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『ひゃぁぁぁぁぁ!』
「瑠璃、うるさいです」
鬼灯が世界ふしぎ発見でオーストラリア旅行を当ててくれました。オーストラリアだよ!アボリジニ時代らへんから来てないよ!久しぶり!
『まずどこ行くの?』
「コアラとキーウィに会いに行こうかと」
『やったー!』
コアラだ!キーウィだ!
ふと、周りの人から視線を感じた。あ、あれか。鬼灯が目立つからか。
鬼灯は今日はホモサピエンス擬態薬を服用してるのでいつも分けてる前髪は普通に垂れ流しである。+メガネ。お前はなんだ。私を萌え殺したいのか。
『毎度毎度思うけど…鬼灯って何気ファッションセンスいいよね。』
鬼灯は黒のTシャツに白の半袖シャツ、下は普通の長ズボン。シンプルなのにイケメン。ずるい。
一方の私は帽子にワンピース、カーディガンと結構な軽装。ホモサピエンス擬態薬は一応飲んでいる。暑いの嫌いなだけ。そして髪は下ろしてきた。
「そうですか?瑠璃の格好は反則だと思いますが」
『なんで?鬼灯が言えないでしょ。死ねイケメン』
「それ罵ってるんですか褒めてるんですか。」
『はっ!それよりコアラ!』
「そうですね」
あれ?今日鬼灯表情柔らかくない?
オーストラリアに来たからか。