その娘、怪奇につき

□三匹+一人が逝く!!
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今日は鬼灯は休みである。運動会やら何やらで色々疲れていると思うからホント休みが取れて良かったと思う。その代わり私の仕事量が増えるけどね!
あははは、今日は残業だ!




「大丈夫瑠璃ちゃん?テンションおかしくなってない?」




『大丈夫ですよ。それより無駄口をたたく暇があったら手を動かして下さい。原型がなくなるまで殴られたいんですか?』




「君最近鬼灯くんに似てきてない?」







そんなこんなでしばらく書類を片付けていると、桃太郎ブラザーズがやって来た




「こんにちは瑠璃様!」



『こんにちは。今日はどうしたんですか?』



「えっと、鬼灯様に会いに来たんだ!鬼灯様はどこ?」




『うーん、今日休みだから寝てますね。起こしても大丈夫な時間なんだけど、徹夜してましたしねぇ』





「でもこの子達なら顔の原型は変わらないんじゃない?」





『あー、確かに』




「なにされるの!?」






『鬼灯起こされるの嫌いな人だからさ。前の旅行の時なんかすごかったらしいですよ』




朝、何故かはしゃぎ出していた閻魔。クワガタに興奮し、鬼灯を起こそうとしたが、鬼灯は眠っているのにも関わらず的確なローキックをかましたらしい。




『魔裟斗もびっくりのローキックだったらしい』







「それじゃあ、逝ってらっしゃい」





「閻魔様、漢字がおかしいです!」





「てか俺ら鬼灯様の部屋わかりません」




「あ、そっか、じゃあ瑠璃ちゃん案内してー」





『え、絶対嫌ですお前が行け』






「嫌だ!絶対逝かないっ!
明日非番にするから!お願い!」




『はいはい。わかりましたよ。(ボソッチッ…仕事も録にしないくせに』





「瑠璃ちゃん、すっごく心に来るよそうゆうの」




『それはよかったです』




「よくない!」




さぁ、起こしに行きますか
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