その娘、怪奇につき

□第二補佐官
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現代日本ではちょっとした恨みで人を殺したり、交通網の発達による事故、生活習慣の乱れによる死亡が増えている。さらには、最近は少子化と言われており、それは転生が少なくなったという事実であって











今日も地獄は大賑わいである











「閻魔大王様!叫喚地獄の費用が…」

「いやいやいや、等活地獄の人員不足が深刻で…」

「焦熱地獄で暴動です!」











「ぁあー!もう!そうゆうのは全部鬼灯君にたのんでよぉー!」




「鬼灯様は今日まで出張であります!」







「あ、そっか。じゃあ瑠璃君にアドバイス貰って。」







そう言いながら閻魔大王は机に突っ伏す。こんなんが私達のトップでいいのだろうか。






「瑠璃様!実は…」






『あーおっけ。全部聞こえてたから。その前に少しいい?』




「あ、はい」







私は作業場から立ち上がり、すぐ近くにいる閻魔大王…もといサボリ大王に近寄ると















思い切りジャンプして蹴りを入れた。
いや、今の会話聞いてる限りこいつが悪いでしょ。鬼灯じゃなくてもこれぐらいはしたくなるよね。うん。






「瑠璃君!いきなりこれはひどいよ!」





『黙らっしゃい!書類の整理とか費用のことくらいできるでしょうが!話も詳しく聞いてないうちにこっちに回さないで下さい!
いいですか?私はこれから焦熱地獄の暴動を抑えてくるので帰ってくるまでに書類関係終わしといて下さいね』







なんか閻魔大王は言おうとしていたけど気にせず出てきた。焦熱地獄担当の獄卒も後を追ってきた。



さて、鬼灯が来る前になんとか抑えてきますか。
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