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□恋は砂糖でできている
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紅茶には、角砂糖なら2、スティック砂糖なら3本は入れる。

甘いのが好き

ミルクティも甘いのがいい!




「よくそんな甘いの飲めるよな…コーヒーにもそんなに入れんのか!?」
『だって苦いの嫌やもん』
「じゃ飲まなきゃいんじゃねーの?てかなんで関西弁?」
『コーヒー飲めないなんて子供だーって日向君が言うからでしょ!!ちなみに関西弁は好きだから!どやっ』
「ダァホ!そういうとこが子供っぽいんだよ」
『また子供扱いー』



ニカッと笑う日向君の顔をみると、
甘い紅茶を飲んだ時のような気分になる。

なんでだろ?




「ほらよ千羽…」
『あ!わーいミルクティだー!』
「っふ、やっぱガキだな」
『えー』




自販機で私の分の飲み物を買ってくれた。
もちろん!甘い甘いミルクティ☆
わかってらっしゃる(笑)



「うまい?」
『うん!』
「どれ…」




ちゅ…




どれっといったからミルクティ取られるかと思ったのに、

取られたのは唇の方だった…。




「あー確かに、うまいわ…」
『…』
「真っ赤だぞ?」
『日向君ずるい…』
「そうか?」




そう答える日向君の顔も少し染まっている気がして、

それがまた甘い気分にさせる…。









【恋は砂糖でできている】




それとも、砂糖が恋でできてるのかしら?




(恋の味がした…)
(愛だよダァホ…)




*fin*
 

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