K

□あいたくてたまらない
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『甘い恋10題』

*7*






小さい頃から、私の隣にある日だまりのような笑顔

小さくて、守らなければと思うほどに幼いその光は、

私にとっての太陽だった。




「千羽〜起きろって〜遅刻すんぞ〜」
『はっ!?なんであんたが人の部屋にいんのよ高尾和成!?』
「いってっ!何でフルネームなんだよ!!てかお前が起こしに来いって言ったんだろ!?」
『へんたーい!』
「理不尽〜」




中学の頃まで、
毎朝一緒に学校まで行って、帰りも、部活の終わり時間が合ったときは、隣をならんで帰った。




そんなのが当たり前だった毎日。










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