【名前】シムズ

【二つ名】正論界の女帝 (エンブレス・オブ・オピニオン)

【性格】
マイペース、ちょい面倒くさがり、超真面目、はっきり言う(毒舌)
容姿 140以下のチビ、メガネ、茶髪系天パを一つ結び。

【武器】
至る所にある仕込み武器(多種多数)
基本は袖から取り出せる様になる折り畳み式の小型ナイフ。

【備考】
弱視+乱視の為かなり度が強いメガネをかけており、メガネは体の一部、メガネは防具が口癖。
メガネのスペアはどこかに必ず3つあり、抜かりない。
匂いの強い物が大の苦手で何故か外国語や諺を使いたがる。
観察眼に優れていて早い段階で他人の性格を読み取れる

【参考用短編小説】


カーテン越しに朝日が入り込む時間、一人の人物が目覚めた。
茶色系の髪色の癖っ毛と小柄な身体が特徴なその人物は近くの台から手探りであるアイテムを探す。

そのアイテムとは『メガネ』である。
幼い頃より弱視+乱視だったが故にメガネは生活の一部、身体の一部であった。

「…うーん…!今日も頑張りますかね、っと」

一度伸びれば、のんびりベッドから立ち上がり、着替える。

動きやすそうな首抜き全身タイツに見えなくも無い格好。
タイツの色が黒字の為日陰や夜では目立たない。

「まだ時間あるなー…」

ゆったりと窓を眺めれば、雨上がりの澄んだ空。
キラキラ輝く濡れた深緑の葉っぱや光を反射する水たまり。
近くの街の子供が水たまりではしゃいでいるのを心から愛おしく思う。



いつからだろう。
戦いにあけくれ、傷だらけになり、仲間と共に走り続けるようになったのは。

幼い頃に憧れた戦隊モノや漫画のヒーロー。
人々を守り、人々の希望になり、優しくも強い力で仲間と共に悪を倒す。
そんな風に生きられれば、どれだけ幸せなのかと考えた。

そのヒーローに、私はなれているのだろうか。
優しくなれたのだろうか。
強くなれたのだろうか。
悪を減らせているのだろうか。
仲間たちには付き合わせてしまって申し訳なく、謝罪のしようもない。
将来、世界が平和になったら何かしらで失った時間の分を償おう。

まだまだ、戦いは続く。
もう一踏ん張り、頑張るしかない。
それがどんなに深く、何も見えない漆黒の闇であっても
仲間がいれば乗り越えられると信じて…


私は漆黒の暗闇の、たった一筋の希望の光になりたい。

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