story
□オレの…
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その日、ブルマは朝から気分が優れなかった。
いつも寝起きがいいわけじゃないけれど、なんだかおかしい。
頭がぼんやりしている。
思い当たるフシ…彼女は、ベッドにぼんやり腰掛けたまま、うまく働かない頭で、昨日のことを思い出してみた。
あのケーキに当たっちゃったのかしら？
夜更かしして観た恋愛映画のせい？
観ながら飲んだブランデーの量が多かった？
おなかを出して寝ていたから、風邪？
ブルマは大切な「思い当たるフシ」を忘れていた。
それは、初めての経験ゆえ、仕方無かったのかもしれない。
それとも、頭のどこかで有り得ない！と、無意識に打ち消していたのかもしれない。