short story

□妻と…
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「ただいま…お、遅くなっちゃったわ…ヒック…パスタ…ヒックおいしかったわよ…ヒック…あんた達も来れば……よか…」


おい、ブルマ…今何時だと思ってるんだ!

トランクスはもう寝てしまったぞ!

………

カカロットの妻も飲んだのか?


そうか…だが…飲み過ぎだぞ!


お…っと…玄関で寝てしまった様だな…


…………
『……うん?ベジータが私を運んでる…ゆらゆら気持ちいいわ……こういう時、強い夫だと心強いわね…でも…なんて温かい…』

『ベッドに下ろしてくれたみたいね……このまま寝てはお肌に悪いわ…起きなくちゃ…でも、力が入らないわ…あれ?ベジータが私を見下ろして立ってる…』

ブルマめ…そのまま寝てしまったのか…


『まだそこにいるわ…いやだわ…はやく向こうに行ってくれないかしら…』


なんだ…すごく久し振りの様だ…

思えば…オレに…家族というものを与えてくれたのはこいつだ…
『何ため息ついてるのかしら…』


もう…決して…離れない…悲しませない…

その目、唇、全て離さない…

『……!キスを…温かい唇……私は…幸せよ………でも……ごめんね、少し酒臭くて』

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