your song

あなたのうたを聴かせてください。

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05/17(Tue) 00:28
素直
久猫

結局ぁたしには何も話してくれないんだ…

すぐキレて
すぐ喧嘩して
ちっとも楽しくないから…

私の居場所はぁなたじゃ無かったのかな??

帰れない
帰りたくない

素直になれなくて
素直になりたくて
最後まで素直になれなかった


HP
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03/27(Sun) 00:55
なにかの予感
海音


なにかの予感
それはわるい予感

私にとっては
まるでいい予感

もし生きたときに
絶望してしまわぬよう
大切なものを仕舞う

かたく 硬く口を結び
つよく 強く抱き締めて
他に何もいらない
これだけは絶対に要るもの

みんながいなくなって
みんなが寂しくなっても
これさえあればいい

あてにならない予感だが
抱き締めて眠ろう


HP
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02/17(Thu) 05:55
日本一才能の無い元漫画家志望者の戯れ言
氏ムシメ


【灯火】



・・・

夜に煌々と輝く街の灯りが眩しい。

その喧騒から離れても尚、ノンフィクションなこの世界から逃れることは出来ないのか。

・・・

僕にはフィクションを生み出す才能がなかった。

真っ白なキャンバス・・・

そこへ一筋のペンを走らせ、未だかつて誰も見たことがない世界が広がってゆく・・・

筈だった。

筈だったんだ!

筈だったのに・・・

そこには何もない。

見上げればただ黒く塗り潰された空だけが広がっている。

・・・

何度ペンを走らせただろう・・・

何度世界を創造しただろう・・・

何度・・・

否定されたフィクションを塗り替えてきただろうか。

何も生み出すことが出来ない僕の右手は、いつしか真っ白だったキャンバスを黒く塗り潰していた。

・・・

夢から醒めた現実を眺めて・・・

希望が潰えた絶望を抱えて・・・

そんな漆黒の闇の中をノンフィクションの灯りだけが煌々と輝いている。


HP
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02/10(Thu) 01:55
やられるためらしい
海音


斬られるために立っている
君は敵の目の前に
ミドルレンジで十分な位置
立ちすくんでいる

きっと星が見えたんだ
黎明の明るい星
次の瞬間暗くなるのに
虚ろな意識に

斬られるために立っている
大きな力が落ちてくる
避けようともしない
少しのステップ
冗談まじりの嘲笑
君は僕を嘲るように
光が君を貫かんとしてる
何処にいても狙われている

君の得物は届かない
一切合切当たらない


HP
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02/07(Mon) 02:42
泣けもしない
宇佐 世白


兎角、思いを廻らせ
泪の落ちる随意に
星は天より殞ちる

想いの川は
流れるのだろう
永久に続く亊だろう

意地を持てば
保身だと己が嗤い
意地に誇りを掛けて
喚き出せば是非を問い
顯らか為るものは
一切として無いだろう
今、この世界には

侮り難くも溢れ零れ
意識は夢中
無意識は得手勝手
噫乎、もう泣けもしない

愛を知り得ず
恋に期待をしては
躊躇いに恩を着せて
左胸だけが泣くだろう

胸臆を洗え
諦めるなら棘を飲め
ヒトを探せ
生為るを赦すのは
何も神だけでは無い


HP
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01/29(Sat) 07:56
らんどーる
一汁一菜モナ

私の名前は
らんどーる
そこいらじゅう
徘徊しまくり
しかも
前に通った道は
歩かない
私の名前は
らんどーる
眠っている自分が
見える見える
眠っている時が
私の社交場
私の名前は
らんどーる
ご縁を誘う
らんどーる
何かを見つける
らんどーる
眠り続ける
らんどーる
私を呼ぶ声が
いっぱい
らんどーる


HP
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01/13(Thu) 21:48
絵描き詩
じゅ〜ど

ぼくはただの絵描きさ
他に肩書はない
大きな街の隅っこの
小さな家に住む
 
頭の中に浮かんでた
夢幻の空を描く
でも少し外に出よう
本物の空を描いてみたい
 
空をのぼる飛行機雲
ただ眺めてるだけ
ただそれで満足さ
他に何もなくとも
 
ぼくはダメな絵描きさ
他に何も出来ない
小さな家の隅っこで
何を描こうかな


HP
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01/12(Wed) 00:50
ぴょん
だびと

朝の靄 冷たい空気
人のいない道

ホームの端 来ない電車 座り込む僕

もう疲れたなって独り言呟く
今日の一日を思って漏れるため息


楽な世界に進もうか。

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01/08(Sat) 11:27
銀色の星
YUYA

夢で後ろ姿見た後
空気に溶け込んだ
最善の選択だった
誰も望みはしない

幻想を抱いた白猫
月まで行けるだろ

銀色の純粋な世界
時計は存在しない
やわらかな陽射し
紅茶を飲みほして

幻想を抱いた白猫
月まで行けるだろ


HP
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01/08(Sat) 00:08
破壊
海音

赤く、青い空
雲はランダムに流れ
其を見つめながら
私も風を駆ける

生まれた頃から在る
「負い」という使命を
破壊と呼ばれる行為により
果たしていく

壊してしまおう
悲しい記憶と供に
不意に現れる一瞬の悪魔も
私には君がいる
もう怖がらないで
誰もわからなくても それでいい

たった二人で ずっと
壊し続けよう過去を
負いを亡きモノにするために
私が私である為に

その先が地獄でも
これが私の往く道


HP
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