君唄

貴方ノ言ノ葉

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11/14(Sun) 16:28
廻 生
鳶雅盜


【 廻 生 】


 土に帰す晩秋の葉

 春に萌ゆ新緑の芽

 四季移ろい生廻る

 朽木は是不叶わず





HP
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11/10(Wed) 02:04
アキ缶

話せずにいた事を
今あなたに話そう
それだけでこの気持ち
伝わるとは思わないけど

今あなたのその目に
写る景色の中に
僕のカケラでもいい
どこかにそっと置いといて

前向きな答えなんて
どこにもないから
夢見がちなこの心を
今一度叱ってみる

最悪のシナリオ
演じるのは僕で
最高のラストシーンのはずが
あなたはどこへ行ったの?


HP
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11/09(Tue) 20:59
鳶雅盜



 終 秋 快 晴 空

 低 天 日 光 眩



 秋終わる快晴の空

 天日の光は低く眩しい





HP
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11/06(Sat) 18:27
枝下千岐
鳶雅盜


【枝下千岐】

冬の落ち葉は落葉樹の葉

常緑の樹は春新緑の時に葉を更新する

秋山肌の彩りは落葉樹の冬支度

落葉した樹の枝模様は冬の味わいに浮かび上がる

柿の枝

実った実の重みが天然の盆栽造りの功をして

枝はやや平らに枝下る

葉も実も落とした枝下千岐にただ見惚れる

千に岐れた柿の枝下に





HP
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11/01(Mon) 17:09
三ヶ月の軌跡
海音

ー その1 ー

久しぶりに夜を越えて、
「いい加減こっち向け」
そう言っても
いつかは迎えに来てくれる
それはSという悪魔

お前を一番上から引きずりおろすと
息巻いたら空を舞い
どうせつまんないだろ、なんて無関心を装いながら
貴方ひとり想ってる

うつしよに飽いた夢見がちな乙女を
夜空に映えるその力が
いつでも見守ってくれる

お前はお前らしくあれ
私の存在がお前の心にあればと
この世にひとつの存在が囁いてる
ねぇ、わたしは何を最優先にすればいい?
と聞けば
君が辛い想いをしてまで頑張る必要はない
あと一週間と少しで楽園は見えるさ
私のことだけ考えていればいい

確か なのは ただ
一緒ならば(二人ならば)どうなってもいいくらい
好きだってこと


HP
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10/31(Sun) 23:45
和みの霧
鳶雅盜


【和みの霧】

赤子が眠りに就く様にイエネコの瞬きは午睡の霧に沈もうとしている

傍らに横たわるイエネコの肉球は霧が深まるにつれ可愛らしい体温をより温かくして愛しい時間を作り出す

そっとイエネコの手を握ると一言だけニャと省エネ鳴きをして身体をよじらせ布団の中で可愛い背中を押し付けてくる

密着したイエネコは何やら眠い匂いがして私までをも午睡の霧に包み込んでくる

イエネコの髭が頬にチクチク触りこれが何とも言えない可愛い感触となり愛しい霧に覆われる

こうして二人を和みの霧が優しく抱き包みやがて全てが眠れる静寂の時に融けて行く





HP
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10/27(Wed) 15:41
ちょこ


まぶたの裏に
焼き付けるなんて
実際にはできないから

必死に書き留めたの
忘れないように


君が言った言葉も
君がみせた表情も
きっといつか全て
思い出せなくなるから

必死に書き留めたの
君に抱いた感情を


HP
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10/25(Mon) 22:32
mk


何も知らないあなたは

今日もその手で

私を慰めるのね

.


HP
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10/24(Sun) 11:42


 
ほろほろと爪先から

私は解けていくようだ

水に溶けていく私は

きっと見るに堪えない

どうしてこうなったろう?

よく覚えていない

私は
ただ水に溶けていく


HP
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10/24(Sun) 00:32
海音


ふと秋空見上げてみたら、都会の空が遠くて
貴方には決して繋がらぬと嘆いても虚しくて
人知れず泣くのも情けなくて
外界の空気を遠ざけて生きた ほら

今日も夜に紛れた科学の街に
狂気を帯びた神秘が目覚めてる
赤い眠りを解き放ち、僕に奇跡を与えてくれるなら
願いはただひとつ
「貴方に会いたい」

With you 心と身体が貴方を求めてる
その細胞が血を駆け巡るなら
With starrin 必然的に先走る想い
聴きたいよ 貴方に寄ってもたらされる他ならぬ自分の鳴き声


夏に照らされた無茶な試みも思い出に変われば
嘘のような出来事もまた思い出に変わり

足を踏み入れることもない森から現れる
小鳥が君との出逢い 俺の雫に刻まれる

With me 背徳だって 貌が違うってモラルは知らない
ただ自由を貫け 求めるままに(細胞が)
With me 言葉は要らない 何も言わないで
解ってるから 地球上の粒子が
君を物語り導いている


HP
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