君唄

▼書込み 

10/31(Sun) 23:45
和みの霧
鳶雅盜


【和みの霧】

赤子が眠りに就く様にイエネコの瞬きは午睡の霧に沈もうとしている

傍らに横たわるイエネコの肉球は霧が深まるにつれ可愛らしい体温をより温かくして愛しい時間を作り出す

そっとイエネコの手を握ると一言だけニャと省エネ鳴きをして身体をよじらせ布団の中で可愛い背中を押し付けてくる

密着したイエネコは何やら眠い匂いがして私までをも午睡の霧に包み込んでくる

イエネコの髭が頬にチクチク触りこれが何とも言えない可愛い感触となり愛しい霧に覆われる

こうして二人を和みの霧が優しく抱き包みやがて全てが眠れる静寂の時に融けて行く




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