なかなかやるじゃん

□スウィートデビルエンジェル
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部活後。


「お疲れ様ッス、不二先輩」
「お疲れ、越前」
「ねぇねぇ、不二…。乾の特製ジュースなんだけど、飲んでくれにゃい?」
「ああ、乾の?僕もね、新作はいつも頂いてるんだ」
「今回も自信作らしいんスけど、俺達じゃ、やっぱり口に合わないから…。不二先輩なら、平気でしょ?」
「ふふ…。いいよ…(こくこくッ)…」

「さわやかに…飲んでるにゃ」
「う、うまいっスか??」
「うん、いつもと一緒」
「本当、どうなってんの、その舌…」
「別に普通だけど…?」
「ん、ならいいッス」
「越前?どうかしたの?なんだかいつもと様子が違うみたいだけど…」
「えっ?そうッスか」
「うん…?大丈夫??」
「別に…」
「そっ、そうだよー不二…!!気のせいだにゃ!」
「そう?ならいいけど…」



「……フゥ〜。あぁ、何か…暑いし眠い…、」
「にゃー、不二…大丈夫?(ハラハラ)」
「…(クラッ)〜眠っ、」
「…もう一息ッスね…」
「…Zzzzz」

「効き目でたかな?…即効性らしいッスよ」
「起きたら怖いにゃ。早い所、動けないようにしちゃおう」
「そうッスね」
「にゃー、早く向こうの倉庫に運ぶにゃー」
「ウィッス」


例によって…
 体育倉庫。
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