REBORN長編

□The fact thetcontinued being hidden
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「10代目!おはようございます!」
「おはようなのな!」

「ああ!獄寺君も山本もおはよう!」



先ほどの幽霊のことを考えていたせいで返事が遅れてしまった。



「あの、相談っていうか聞いてほしいんだけどさ」

「なんでも言ってくれよな」

「全力で聞きます!」


山本と獄寺君は話を聞いてくれるようで

立ち止まった。



「実はさ、お、俺の家に、─────幽霊が住み着いているみたいなんだ」





































「奈々ちゃん、毎朝お疲れさまー」
綱吉が家を出たのを確認してリビングに降りた。


「あ、ありがとうね」

「ツっ君のことなんだけどね」

「本当にごめんね!」



綱吉についていきなり、謝罪をする奈々ちゃん。

「ど、どうしたの?」

「あのね、加奈子ちゃんのことねばれちゃったみたいなの」



「え、まじ?」

「う、うん」


言ってはいないけど加奈子ちゃんの話がでてねえと少しうつむきながら話す奈々ちゃん。


「まあ、しょうがないよー。何十年もばれずにいけるって言ったら自信はないしねー」

「加奈子ちゃん、朝方ランボ君とお話したでしょう?」

「加奈子ちゃんと会ったことをランボ君がお話してね───」


なんども謝る奈々ちゃんに顔をあげてと言って私は奈々ちゃんの手を握る。


「加奈子ちゃん....」

「気を使ってくれてありがとう。奈々ちゃんには沢山助けられてるし迷惑かけてるのは私の方だから謝らないで」

「学校も行かないで、ましてやご飯とか全部面倒見てもらってるのに」



今の気持ちを奈々ちゃんに伝えた。


「だから、奈々ちゃんは謝らないで笑顔でいてほしいの」



もう後悔しないようにと、奈々ちゃんに精一杯の言葉を紡ぎだす。


「ばれちゃったかもしれないのはしょうがない」

「私もいつかばれるって分かってたから心配しないで」


「....わかったわ。ありがとうね、加奈子ちゃん」

「ううん、こちらこそいつもありがとう」


最高の笑顔で奈々ちゃんに感謝の言葉を言う。










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