++花鳥シリーズ++


暗殺組織“花鳥”で、暗殺者として働く女達と、それを取り巻く環境。
それぞれ、何かしらの理由を持って暗殺組織に属している。
女は“花”、男は“鳥”、そして子供は“蕾”と呼ばれる。

◇椿(ツバキ) 25歳
長い黒髪と黒眼の知的美人。妖艶な雰囲気を纏う。百合の姉役。
一度、好いた男のために花鳥を逃げるが、追手(百合)に男を殺される。百合を汚してしまったのは自分だと責任を感じ、一生を百合の為に花鳥で過ごすと決める。
父親が泣くなった際、“彼”に騙され花鳥へ。花鳥へ来た時はまだ少女であった。
(思いつき50題「9.遺言」参照)

◇百合(ユリ) 10歳
黒髪を肩口で切り揃えている。大きな黒眼が印象的。椿の妹分。
無邪気そのものであり、純真無垢。
椿を『姐様(あねさま)』彼を『兄様(あにさま)』と呼び、慕っている。目白・目黒にも良く懐いており、基本的に人見知りはしない。
遊びと思っているのは暗殺訓練。かなりの技を習得しており、一度だけ椿の追手として男を殺している。

◇“彼”“御前様”“不死鳥” 年齢不詳
全て同一人物。花鳥を治める人物。黒髪で、左眼は濃茶だが、右は金のオッドアイ。右は見えていないとの噂もある。黒の上質な着物を纏う。
様々な手段で女を集め、暗殺組織『花鳥』を作った。女には花の名を与え、元の名は捨てさせる。花が働く理由は様々。

◇目白(メジロ) 年齢不詳
花鳥では貴重な男。目黒とは双子。
白髪(はくはつ)で、髪は右から左へ流している。眼は蜜色。着物は緑が多い。
物腰は柔らかで、敬語。柔和な笑みが特徴。
実は“彼”の実弟。

◇目黒(メグロ) 年齢不詳
花鳥では貴重な男。目白とは双子。
黒髪で、髪は左から右へ流している。眼は蜜色。着物はオリーブ色が多い。
物腰は粗暴で、言葉遣いもやや粗い。自身に溢れた表情が特徴的。
目白に同じく、“彼”の実弟。

◇女郎花(オミナエシ) 29歳
長身でスレンダーな体躯。金髪で茶眼。濃く引かれた紅が鮮やか。
大振りの拳銃を所持している。人を殺めることに快楽を覚える。花鳥の中でも特に壊れている部類に入る。

◇鈴蘭(スズラン)・洋蘭(ヨウラン) 19歳
自らの命よりも互いを大切にする双子。白銀のストレートロングヘアーで瞳は深い藍色。スズランは濃緑の着物、洋蘭は濃紫の着物を召す事が多い。
雛菊の実姉だが、もはや自分達と“彼”以外は必要としない為、眼中にない。

◇鬼百合(オニユリ) 21歳
橙の短髪で瞳は茶。ミニ丈の着物を、胸元をこれでもかと言うほどに開けて着ているため、目立たぬはずがない。ナイスバディで口許にはほくろがあり、正に色気を固めたような女。しかし、口調行動共に男勝りなため嫌味がない。
かつて親に捨てられた自分と重ねているのか、鈴蘭・洋蘭に捨てられた雛菊を溺愛する。病弱で花としては役に立たぬ雛菊を館に置いて貰う代償として花鳥にいる。
摩天楼の治安を守る事が彼女の職務。

◇雛菊(ヒナギク) 8歳
白銀のウェーブヘアーで、瞳は深い紫。酷く病弱な鬼百合の妹分。か弱すぎる為花になれない、言わばお荷物。花鳥を追い出されないのは、鬼百合のお陰。
鈴蘭・洋蘭に捨てられながらも健気に生きる。

◇白蓮(ビャクレン) 17歳
抜けるような白い肌に美しい桃色の瞳。そして緑の黒髪を持つ。
酷いシスターコンプレックスで、姉のことを愛するがあまり殺してしまった。元は裕福な家庭に育ち、言葉や物腰は柔らか。ただし、精神が非常に脆い。
(漢字一字で綺麗な10のお題「1.華」参照)

◇蓮華(レンゲ) 9歳
白蓮の妹役。白蓮を慕う少女。礼儀正しく、立ち居振る舞いはまるで良家のお嬢。それも、白蓮に仕込まれたもの。黒髪に、白蓮と同じ桃色の瞳。




























[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ