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□貴方の願い、叶えましょう【神楽編】
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「ここは、何処アルか…?」
神楽は酢昆布を買いに外に出て、その後少し寄り道をして
気付くと此処にたどり着いていた
「あら、お客ね」
「だ、誰だヨお前!つか此処何処アルか!?」
そこには煙管を吸っていて、怠そうにソファーに寝ている綺麗な女性がいた
「私は壱原侑子、偽名だけどね。
そして此処はミセ、願いが叶う…ミセ」
「願いが…叶う…」
驚いた
そんな事が本当にできるのだろうか
興味もあるが、多少の警戒もあった
「有るでしょう?願い
だから貴方は此処に来られた
貴方の願いは…?」
「…わたしの、願い…は…」