桜
□学校生活スタート!
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学校が始まって、一週間たったある日、クラスのみんなとも友達になり楽しい毎日を送っている私はいま、、、、事件に巻き込まれそうになっている。
授業が始まったのにも関わらず、ろくに話など聞いていない。
何が起きたかって?
ふふ…教えてやろう。
なんと。。。
優心君がいくら声をかけても起きないのだ!!!
(事件て…そんなことか!!!)
一週間前の自分にあとで説教をしよう・・・うん。
今は国語の時間、音読をしている途中でもうすぐ優心君に回ってくる番。
はやく起きようよ〜先生私のことにらんでんだって!!
ギロッ
こわっ!もー早く起きてって!!
助けて誰かー゚(゚´Д`゚)゚
・・・よし、もういい。
叫んでやるんだから。
「優心君!いけないんだ〜!!」
よぉし!うまくいった!(私こういうキャラじゃないのに。。。)
「お前!!ふざけすぎだぞ!ちゃんと授業聞け!!怒られたいのか( ╬◣ u◢)y━・
えっ!
…何で私が怒られなきゃいけないんだ?
「だって、優心君が寝てて…」
「優心は起きてるぞー。何馬鹿なこと言ってるんだ!」
後ろを振り向くと、優心は、笑いをこらえながらこちらを面白そうに見ていた。
おかげでクラスの笑いもの。
・・・・・・・死にたい。
==キーンコーンカーンコーン===
優心君は屋上にいた。
「優心君…なんで?」
「いや、、、可愛かったから・・・。」
えっ…私のことが?
「お世辞言われるより…いいだろ。」
友達とかに言われたことがあるけど。(何でかわかんないけど)
その時の気持ちももちろんうれしかったよ。
でも、、
その時の気持ちとは少し違う気がするんだ。
優心君に言われると、
なんだか恥ずかしくなっちゃって、
胸が、苦しくなって
そんなときの顔を
見せたくなくて
つい、下をむいてしまう。
「あっ、ありがとう。」
他の人に言われるよりこんなにもうれしいなんて、私もしかして、変態なのか?
「時間だからもどるぞ。。。」
「あっ、うん!」