音楽に心を込めて

□三曲
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キーンコーンカーンコーン


「よし、これから昼休みに入る。午後はパートナー決めだ……遅れないようにしろよ」

日向さんはそう言って教室を出る。それと同時にうちも抜け出した
騒ぎになりそうだしね(笑)それに我が弟に会いに行くためさ♪

「あれ?あいつは?」

「リューヤさんが廊下に出たと同時に居なくなったよ」

「マジかよ;すげぇな;」

とうちが居ない間に二人は言う







Aクラス発見!!……音居るかなぁ……
うちはドア越しから音を探す

「ねぇ!マサ♪一緒にご飯食べようよ♪」

「むっ……別に構わないが」

居た!!どうやら聖川財閥の嫡男の聖川真斗とお話中
どうやって驚かせようかなぁ

「僕も一緒に仲間に入れてください♪」

と新たな人が音の右に金髪の眼鏡を掛けた少年が来る

「それじゃ……七海達も一緒に行こうよ♪」

と音は左に居た七海って子ともう一人深紅髪色の女の子が居た

「良いんですか?」

「皆で食べると楽しいしね♪」

皆でお昼ご飯一緒かぁ……早めに驚かそ♪
うちは気づかれないように音の後ろまで行く。途中で周りがガヤガヤとうちを見て話しているが……気にしない
音の後ろに着き、手で音に目隠ししようと伸ばした時、金髪の眼鏡を掛けた少年と深紅の髪色をした女の子が「あ……」と小さい声で言っていたが気にしないで音に目隠しをした

『さぁ♪誰でしょう♪』

「え!?……この声って……でもあり得ないよ……うーん」

どうやら気付いてるみたいだけど、本人か分からないみたい

『本当に〜?先週メールで【俺早乙女学園に通うことになったんだぁ】って送ってきたのは……゛音 ゛だよね♪』

「この声……この呼び方……春姉!♪」

音は嬉しそうに答える。気付いてくれて嬉しいよ♪お姉ちゃんは♪

「……………春姉?!」

と周りの皆が驚きながら叫ぶ
………あれ?うち言ってなかったっけ?

「一十木に姉が居たとはな」

「わぁ………あの人気アイドルが音也の姉だなんて」

聖川君と深紅の女の子は驚いた顔をしながらうちを見る

「わぁ♪可愛いですぅ♪」

『おわっ!?』

金髪の眼鏡を掛けた少年が抱きついてきた
抱きついてくれるのは嬉しいが……苦しいっ……

「四ノ宮……その辺にしてやれ」

聖川君は助け船を出す。四ノ宮という金髪の眼鏡を掛けた少年はうちが苦しがっているのに気付き、離してくれた

『死ぬかと思った……』

「すいません……大丈夫ですか?」

『大丈夫だよ(苦笑)』

きっと悪気があってやったんじゃないってのは見ていて分かるな

「そうだ♪春姉も一緒に食べようよ!♪」

やった♪お誘いが来たぜ♪これは絶対行くしかないでしょ♪
そしてうちは音達と食堂に向かい昼食を採った
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