第1章

□幼なじみ
1ページ/4ページ



『結構他の学校も来てるんだなー』


私達は今遊覧船乗り場に来ています。


混雑しているけど、ほとんどが学生。


色んな制服が入り混じっている。


私達を見るなり「キャー」とか聞こえるけど気のせいかな?


まぁクラピカ達は顔は良いから分かるけどな♪


そんな私達は遊覧船乗り場の行列に並んでいた。


?「あれ?リン!?」


私は声をかけられた方を振り向いた。


?「…お前リンか?なんでここにいるね」


『マチにフェイタン!?』


レ「何?知り合いか?」


『うん。幼なじみ。中学までずっと一緒だったんだぁ〜』


マチ「ってか何その格好…フガッ『やぁ〜マチ、元気だったかい?』


私はマチの口を手で塞いだ。


フ「お前なんで…フガッ『フェイタンく〜ん?((黒笑』


マチ・フ「「(ひッッ)泣」」


私は黒い笑みを浮かべると、2人は顔面蒼白した。


『ちょっと2人に話があるからクラピカ達並んでて〜♪』


私は2人の口を抑え、そのまま人気の無い所に連れてった。


マチ・フ「「プハッ」」


私は2人の口を塞いだ手を離した。


フ「お前どういう事ね」


『リン落ち着いてっ』


私は暴れるフェイタンを、無理矢理押さえ込んだ。


マチ「つか、その短髪何?切っちゃったの!?」


『あー…これは』


パサッ


私は2人の前でウィッグを外した。


マチ・フ「「!!??」」


わぁ〜驚いてる〜。


2人は口をあんぐり開けていて、顎が外れそうだ。


この2人は幼なじみのマチ(♀)とフェイタン(♂)。


前の家が近所だったんだ♪


マチ「アンタ!どういう事かちゃんと説明しな!」


マチは怒りを露にし、私の肩をガクガクと揺さぶった。


フェイタン「そうね。お前急に連絡とれなくなるしね」


『ごめんごめん』


私は落ち着く間の無い2人を宥め、今まで起きた経緯を話しはじめた。


ちなみに2人も学校行事でこっちに来ていたらしい。


マチ「へー…。よくバレないね?」


フ「…再婚して引っ越しか、驚きね」


『うん、黙っててごめんね。今度新しいお家に遊びに来てよ♪』


「「もちっ!!」」


2人は機嫌が直ったのか、笑顔で肩を抱いてきた。


私達はクラピカのところに戻り2人を紹介した。


.
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ