第1章
□幼なじみ
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『結構他の学校も来てるんだなー』
私達は今遊覧船乗り場に来ています。
混雑しているけど、ほとんどが学生。
色んな制服が入り混じっている。
私達を見るなり「キャー」とか聞こえるけど気のせいかな?
まぁクラピカ達は顔は良いから分かるけどな♪
そんな私達は遊覧船乗り場の行列に並んでいた。
?「あれ?リン!?」
私は声をかけられた方を振り向いた。
?「…お前リンか?なんでここにいるね」
『マチにフェイタン!?』
レ「何?知り合いか?」
『うん。幼なじみ。中学までずっと一緒だったんだぁ〜』
マチ「ってか何その格好…フガッ『やぁ〜マチ、元気だったかい?』
私はマチの口を手で塞いだ。
フ「お前なんで…フガッ『フェイタンく〜ん?((黒笑』
マチ・フ「「(ひッッ)泣」」
私は黒い笑みを浮かべると、2人は顔面蒼白した。
『ちょっと2人に話があるからクラピカ達並んでて〜♪』
私は2人の口を抑え、そのまま人気の無い所に連れてった。
マチ・フ「「プハッ」」
私は2人の口を塞いだ手を離した。
フ「お前どういう事ね」
『リン落ち着いてっ』
私は暴れるフェイタンを、無理矢理押さえ込んだ。
マチ「つか、その短髪何?切っちゃったの!?」
『あー…これは』
パサッ
私は2人の前でウィッグを外した。
マチ・フ「「!!??」」
わぁ〜驚いてる〜。
2人は口をあんぐり開けていて、顎が外れそうだ。
この2人は幼なじみのマチ(♀)とフェイタン(♂)。
前の家が近所だったんだ♪
マチ「アンタ!どういう事かちゃんと説明しな!」
マチは怒りを露にし、私の肩をガクガクと揺さぶった。
フェイタン「そうね。お前急に連絡とれなくなるしね」
『ごめんごめん』
私は落ち着く間の無い2人を宥め、今まで起きた経緯を話しはじめた。
ちなみに2人も学校行事でこっちに来ていたらしい。
マチ「へー…。よくバレないね?」
フ「…再婚して引っ越しか、驚きね」
『うん、黙っててごめんね。今度新しいお家に遊びに来てよ♪』
「「もちっ!!」」
2人は機嫌が直ったのか、笑顔で肩を抱いてきた。
私達はクラピカのところに戻り2人を紹介した。
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