天飯小説
□花の指輪 5
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『ばれたって・・・・』
『うん、ばれた。
んで、散々叱られた。
まあ、隠れてバイトしてたから、仕方ないけどね。
で、指輪の事も一緒にバレちゃった』
と、ずいぶんとあっさりと言う。
あまりにあっさりと言う悟天に、悟飯は呆気に取られたような表情を浮かべて、
『何で?』
と、尋ねる。
『ああ、なんか、俺が指輪を買っているところをブルマさんとベジータさんに見られてたみたいでさ。
そっからバレちゃったみたい。
で、お母さんに問い詰めれて、バイトの事も洗いざらい』
と、あっけらかんと話す悟天に悟飯は呆れを通り越して、ぽかーんとした表情で、
『・・・はあ』
と、しか言えない。