BLEACH

□紅い金
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『んーー、』

紅は特零隊舎から
ソウルソサエティを眺める。

『遊びいこっ』

スタン、と窓から飛び降りる。
瞬歩で屋根を飛ぶ
走った後、スノーダストが
キラキラと輝き消える。


『白哉暇してるかなー』

六番隊隊舎

『白哉♪』

朽「誰が勝手に入っていいなどと言った。」

背中にへばりつく紅に
見向きもせず筆を動かす朽木白哉。

『だってーー。顔見たくって。えへへ』

紅は背中からどき、
白哉に抱きつく。

白哉も嫌ではなさそう。

『んーー。』

朽「兄はすぐに無理をする。」

『大丈夫だよ?』

きゅ、と白哉の
袖を握りしめる。

朽「案ずるな。昔は昔だ。」

白哉は紅の頭を撫でた。

『うん、.....白哉は優しいね。』

そう言って紅は笑う

その笑顔はいつも
白哉をの心鷲掴みにする。


紅は過去、
ヒサナと仲が良かった。
ヒサナは紅が
酷い仕打ちを受けていることを
白哉に伝え助けてやって
ほしいと言い遺し亡くなった。

過去をたまに思い出すと
必ず白哉の所にくる
紅。

白哉は心配で仕方がなかった。



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