リーマス長編

□.7.
2ページ/2ページ

リリー「ジェームズの所には死んでも行かないわ!!」
リリーは私を抱き締めたままジェームズに言った。
ジェームズ「そんなぁ…。で、本題はそこじゃないんだ。名前、シリウスが呼んでるよ。男子寮にいるから行ってあげて」
そういえば、シリウスだけいなかった。
私は寮へ向かった。

-ジェームズ視点-
リリー「シリウスって名前のことが好きだったの?」
ジェームズ「そうみたい。列車で会ってからずっと…」
リリー「え、じゃあ…」
リリーはそう言ってリーマスの方を見た。
なんだ。リリーも気づいてたのか。
僕もリーマスの方を見た。
リーマスは名前の出ていった扉をいつまでも見つめていた。
リリー「シリウスきっと振られると思うけど…。まぁ頑張ってほしいわね…」
リリーがそう呟いたのを僕は聞こえなかったフリをした。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ