リーマス長編

□.4.
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-リーマス視点-
にしても、いつまで経ってもジェームズが離れてくれない…
リーマス「ジェームズ、良い加減に…「名前の事が好きになったか?」
いい加減にしてと言おうと思ったら、ジェームズが僕にしか聞こえない声で聞いてきた。

僕が誰かを好きになるなんて許されない…
リーマス「分かっているだろう?ジェームズ。僕は、誰かを好きになっても、結局は見捨てられる。人狼は化け物なんだ。」
ジェームズ「それだけの理由で諦めるのか?名前は受け入れてくれるかもしれないんだぞ?」
ジェームズがいつになく真剣だった。
リーマス「ジェームズの言う通り、僕は名前のことが好きなのかもしれない…。でも、僕には人狼だと話す勇気はまだ無いんだ…」
それきり、ジェームズは黙ってしまった。
僕は先に男子寮に入った。
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