BL小説集

□赤→黒
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赤→黒
黒子side
゛キセキの世代にチームプレイはいらない゛
そう彼に言われた時、彼は僕の知ってる彼じゃなかった。それ以前に彼の発言に腹が立った。
黒「なん…っですか!ソレ…。チームプレイしなくていい?聞き間違いですか?」
赤「いや、そう言ったはずだが。」
黒「そんなの、…もうバスケじゃない。」
赤「…ん?」
黒「そんな自己満足…、バスケでも何でもない!辞めます。」
赤「え?」
黒「辞めてやります、こんな部活。」

赤司目線
あの時のバスケは間違っていた。別に僕を否定するわけじゃなくて。彼に言われて気付いた。それから彼に惹かれ毎日のように彼を探すが遅かった…。end.

オマケ
赤黒(付き合ってる設定)
彼の誕生日が来た。欲しい物は僕からの愛の言葉だった。
かなり照れた。
赤「///す、好きだぞ!テツヤ///」
黒「クスッ赤司君、顔真っ赤ですw僕も好きです//」
赤黒      end.●●●●
高黒
暗い部屋の隅
黒「グスッ うっ あっ」
高「我慢しなくていいよ。テツヤ。」
黒「た、かお、くっんグスッ うわぁぁぁぁあ」
俺は絶対キセキの世代なんて憧れないし、好きにならない。真ちゃんもだ。

黒子が泣いてるのはキセキからの壮絶なイジメからだった。
黒子と真ちゃんは付き合っていて愛し合っていたのに、あの豚女のせいで←オイ
テツヤはっ…。
何より真ちゃんはテツヤを信じなかった。俺でも豚女の演技には気づき、テツヤ側についたのにだ。解せぬ。
その出来事からキセキ達の近くから逃げて二年。
街でたまたま会ってしまった緑の電波野郎。←オイ
黒子の震えと青ざめた顔が目にみえた。
黒「あ、や…。ぃ…やぁ…ッ。」
緑「黒子。やり直さないか?
ずっと言おうとしてたのだよ。」
高「はぁ?ふざけてんの?」
緑「いや、高尾に聞いていないのだよ。」
黒「え、と、すみません。今は高尾君と、お付き合いさせて頂いてます。」
サッ
高尾の後ろに隠れる。
高「ザマァww
そう言う事だよ、真ちゃんwwあんたらの傷つけて、壊したモンは大きいの。分かる?w…っ。」
(絶対渡すもんか。何時もおまえ等の後ろで頑張って努力してんのに気付いてたか?知らないだろ?
これならは、2人で分かち合ってくから…。)
テメェ等にはわたさねぇよ。
高黒(←緑) end.

オマケ
緑間目線

黒子を愛していた。今もこれから先も。
なのに、ある日 色消(しきしょう) という女が転校してきた。
バスケ部の一軍マネージャーを務めていた。
が、だんだんキセキの世代目当てという事が俺には分かった。
何かしらキセキの世代に好かれている黒子をある日いじめ始めた。
赤司が一番にその演技に引っかかり、俺は黒子を信じていた。でも、赤司には流石に逆らえず、イジメに従った。
気付いた時にはもうおそくて、黒子は離れて行ってしまった。


それから、街で水色のアイツを見た。
あの日から変わらなかった気持ちをぶつけた。
でも、、高尾と付き合ってる?は? 訳が分からなかった。
呆然と立ち尽くす俺を置いて二人は人混みの中に消えた。

こんなにもお前が好きだったなんて。今でも変わらない。
こんなに後悔するなんて。
こんなにも俺の中の黒子テツヤの存在が大きかったなんて…。
もう、遅いなんて。最悪だ。

俺はまた伝えられない…


愛しているのだよ。と。
 緑→黒 end.

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