君の香りと混ざりあって(勘違いされ主)

□桜の樹の下で〜HUNTER×HUNTER編〜
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〜イルミ(18歳)サイド〜
暗殺者『闇の言の葉』。それは、
オレや父さん母さんを含めた他の暗殺者にとって、憧れだ。
キルが、『闇の言の葉』を連れてきたのは、ある種運命と呼ばれる物だろう。
闇「・・こんばんは、
ゾルディック家の皆様。
ぼクは、通称『闇の言の葉』
リヴァル=ティアードです。
リヴァル、と気軽に呼んで
ください。敬語も使わないで
くださいね。」
シ「・・分かった。しかし、
リヴァルも敬語は使わないで
ください。」
闇「分かった・・シルバ、
キキョウ、イルミ、ミルキ、
キルア、カルトで
あってる?」
その瞳に自分が映る度に、心臓が早鐘を打つ。その妖艶な唇から
自分の名が紡がれるのが、
心地よい。何も感じないはずの
自分の心が、歓喜に震える。
自らのところに閉じこめて
離したくない、そんな心になる。
イ「あってるよ。食事でも、
どう?」
闇「・・それじゃ、頂こうかな。
毒は効かないから、ご心配
なく。」
食事が終わった。リヴァルは
大丈夫みたいだけど、今日の毒はきつかったなー。リヴァルを
客室に案内して、広間に戻る。
イ「父さん、リヴァルを案内して
きた。・・リヴァルのこと、
もっと教えて。」
シル「・・本名は
リヴァル=ティアード、
鴉の濡れ羽色の髪と闇の
ような瞳を持つ、凄腕の
暗殺者『闇の言の葉』。
・・これだけしか、今の
ところ分かっていない。
あと、流星街出身ではない
ことくらいか。また、
身体能力や念能力は類を
見ないほどだと噂されて
いる。事実、キルアの話
では、門を片手でZまで
開けたらしいからな。」
片手でZ・・⁉︎すごい・・。
シル「少しの間、滞在しても
構わないと言って
くださったから、体術や
念の稽古をしてもらうと
いい。」
イ「うん、ありがとう、教えて
くれて。」
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