籠球

□卒業
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桜が舞い散る中、桐皇学園の卒業式が行われた
卒業式終了後、部活で別れを惜しむ者たち、友達同士別れを惜しむ者で溢れていた。

すると

「名無し」

「あっ今吉くんっ!」

「いつもありがとうな」

「今吉くんらしくないねっ」

「そうか?でも、ホンマ感謝しとるで」

「いえいえっ!!こちらこそお疲れさま。」

「キャプテン!!」

「なんや?」

「みんなで記念写真撮るって」

「今から行くわ。名無しも行くで」

「うん」

集合場所にはみんな揃っていた

「名無しさーん!!」

桃井は名無しに抱きついた

「さつきちゃーん!!今までありがとね。
楽しかったよ」

「私も楽しかったです」

「ふふっ」

「ほーらっ!青峰くんも挨拶しなさい」

「っるせーな」

「青峰くんっ!!あなたのプレイはすごかったわ
これからも頑張ってね」

「あ、あ、あのっ」

「良くん。あなたは強い子よ。これからも特攻隊長として頑張ってね」

「三年生は真ん中に寄って」

三年生を中心に写真が撮られていく

(本当にお別れなんだなぁ)

名無しは泣いていた

「名無し?」

「若松くんっ!!」

「うおっ!?」

「大丈夫ですか?」

「あぁ」

「どうしたん?」

「お別れになるって考えちゃって」

「大丈夫やで。ワシらはずっと固い絆で結ばれとるやん」

「うん、、、」

「気にせんでもえぇ」

放送が流れた

「三年生が輝かしい未来へ羽ばたきます」

「ホナ。いこか」

「うんっ」


そして、桐皇学園男子バスケ部三年生は卒業した。




あとがき
どーもっ菊ですっ
この話は誰落ちとかありません。
卒業シーズンなのでね
すいません。

では、ここまで読んで下さった名無しさまありがとうございました
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