大切なあなたへ
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試合風景書くのがちょっと苦手なので、大まかにしか書きません。
一気にいきます。
原作がそのまま入ってますので、読みたくない方は次へと進んで下さい。
一応、読まなくても大丈夫なようには作ってありますので。
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ジャンプボールは誠凛が取った。
しかし、今吉が伊月が持っていたボールを弾き、桜井が取った。
桜井が放とうとしたボールを日向が止めようとするが、放った先はリングではなかった。
目的はアリウープ。
青峰がリング近くのボールをガンッと音をたてつつ打ち込んだ。
先取点は桐皇学園だった。
黒子も新しいイグナイトパスで対抗し、一度は青峰の腕を弾き飛ばすが、第2Qで再びイグナイトパス・廻とドライブで再戦するが、青峰にくしくも止められてしまった。
その際、昔の相棒に言われた言葉に黒子は涙を流す。
それを見た火神が青峰と対戦。
野生と呼ばれたカンで青峰と互角以上の戦いをした。
見ていてハラハラさせる試合だった。
「ただ、もう一度青峰君が笑ってプレイする姿を見たい。」
この大会が最後になってしまった木吉先輩の想いを背負って。
あの人の前で青峰君が変わる様子を見せて上げたい、その一心で。
次なんて言葉は出さない。
「今勝つんだ!!」
黒子もミスディレクション・オーバーフローを発動し、桐皇との点差を詰めていく。
しかし、徐々に点差を詰めていった誠凛だったが、青峰がゾーンに入ってからは一変。
火神までもが青峰に歯が立たなくなった。
そんな火神の中にある想いが募る。
”もう、仲間の涙は見たくない。”
”あいつの笑顔を取り戻したい”
そして誰も予想していなかった、火神の覚醒。
ついにゾーンに入った。
火神と青峰の激闘が続く中、青峰の顔には笑顔が。
それを見た黒子や桃井はハッとしていた。
ついに点差は3点差。
火神がボールを受け取り、ダンクを決めようとするも青峰が止めようとしていたため、木吉にパスを出した。
木吉がバスケットカウントを取り、ワンスローをするも、わざとそれを外し、リバウンドを信じた。
火神はボールを掴むも、青峰に弾かれてしまう。
しかし、それをも信じていた黒子は、弾かれたボールを火神へとパスする。
「火神君!!!」
ガンッ!!!
最後のダンクが決まった音がした。