SHORT STORY
□セクハラだって!
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李璃side
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青峰に座れと言われて、素直に座ってしまった私。
あー、私ってすごい単純だな。
これじゃあ、好きだってことバレるじゃん。
「よいしょっと。」
クルッ
『えっ?』
急に視点が変わり、何も見えなくなった。
その代わりに体の周りはすごく暖かい。
青峰に抱きしめられていた。
『えっ、あっ、え、えぇぇぇぇ///////////!?!?!?!?』
「うるせぇ。けど、あったけぇ。」
ギュウっと抱きしめている青峰の腕が触れているとこから、ものすごい熱が籠りだした。
顔もかなり真っ赤だろう。
『ちょ、ちょ、あ、おみ、ね‥‥‥‥‥‥!!』
「あー気持ちいな〜。李璃の体温もあったけぇけど、胸と尻が柔らかいから、めっちゃ抱き心地最高だわ〜。」
な、何を言って、抱き心地がって‥‥‥‥‥‥‥‥?
胸?尻?
え?
今まではテンパっていて気付かなかったが、青峰の手は私の胸とお尻にきていた。
『な、な、な、な、な!!!!!!!』
「何だよさっきから。日本語話せよ。」
『何してんのよーーーーーーっっっっっ!!!!!』
そう言いながら、青峰の無駄に堅い胸板をバシバシ叩いたり、グイーっと引き離そうとしたが、力の差がありすぎて全く動かなかった。
『は、なせ!!』
「嫌に決まってんだろ。それとも何だ?恥ずかしいのか?」
そう言う問題じゃない!!
『ってか、青峰の両手は何をしてるのよ!!』
「何って‥‥‥‥スキンシップ?」
『聞くなーーー!!それにこれはスキンシップじゃなくて、セクハラなの!!!!』
どうでもいいよ。なんて言葉を吐く青峰が私を放したのは、昼を過ぎた辺りだった。
止めろと言っても放してくれない彼は、それまでずっと私の胸とお尻を触りまくってたのだった。
『こっの、エロ峰〜〜〜〜〜!!!!!!』
「ま、お前限定だけどな。」
『////////!?!?』
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アンケートの中で一番多かったエロ峰です。
どうでしょうか、名前変換が思ったより少なかったのが少しあれですが‥‥‥‥‥‥
もし何か物足りなかったり、快然して欲しいところがあれば、お知らせ下さい。
李璃様、ありがとうございました。