ずっとキミを想ってた
□4
2ページ/4ページ
あれ?
あそこにいるの、大輝‥‥‥‥?
その横には‥‥‥‥うっわ、すっごい美人。
もしかして、大輝のお母さん!?
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
なんだろう、何を話してるんだろう。
学校で友達と遊んでるときは、もちろん楽しそうにしてる。
でも、そんな笑顔とは、まったく違う。
あの女の人が笑うたびに、動くたびに、一喜一憂してる。
大輝が、大輝じゃないみたいに‥‥‥‥‥‥
「あら、早かったわね。お帰りなさい。」
『お母さん、ご飯、何でもいいよ。ハンバーグ、作らなくていい。』
「え、ちょっと、空!?どうしたの?」
大輝が、あんなに笑ってるの初めて見た。
私が知らない顔で、楽しそうに‥‥‥‥‥‥