SHORT STORY
□セクハラだって!
1ページ/2ページ
『あーおーみーねー!!』
今日も桐皇学園の屋上によく響く声が聞こえた。
‥‥‥‥つか
「声でけぇよ。寝れねぇじゃねぇか!!」
『寝てないじゃない!またマイちゃんの写真集読んでるだけだし!!』
毎回毎回何なんだよっ!
ったく、オレが何読もうが勝手じゃねぇか。
『それにその隣にはえ、エロ本だってあるし‥‥‥‥/////////』
まあ、エロ本って言うだけで声ちっさくなったり、顔赤くしてんのは可愛いと思うけど‥‥‥‥
って、何言ってんだ、オレ。
「男は皆こういうの読んでんだよ。何ならお前も読むか?」
『いい!!絶対読まない!!///////』
かはっ!
やっぱコイツの反応面白ぇよな。
‥‥‥‥‥‥‥‥にしても暇だな。
『ねぇ、授業出ようよ!』
なんかもっと刺激のある事とかねぇのかな‥‥‥‥。
『先生にも怒られたんでしょ?さっちゃんだって、困ってるんだから!』
ん〜‥‥‥‥‥‥
『青峰君、聞いてるの!?』
「っ!?な、何だよ急に。」
『さっきからずっと呼んでたわよ!』
「あ、そ。」
どーでもいいわ。
‥‥‥‥‥‥‥‥あ、良い事思いついた。
「なぁ李璃、ちょっとここ座れ。」
『‥‥‥‥なんでよ。』
「何でもだ。立ってんのも疲れんだろ。オレも見上げんのとかダルいし、座れ。」
『何よそれ‥‥‥‥‥‥。』
なんだかんだ良いながらオレの隣に座ってくれた李璃。
さてこれから良い事しよーじゃねぇか。