SHORT STORY

□クリスマス忘れ
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青峰side
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『大輝、今日うちにこない?』
「あ?誘ってんのか?」
『違う!!今日、何の日か分かってる?』
「さぁ?」










誕生日‥‥‥‥でもないだろ?
っつか、今日何日だ?








『もういいよ。大輝のバカ!!ガングロ!!』
「はぁ?ちょ、おま、ガングロって!?」








バンっ







あーぁ。行っちまった。
けど、何だ?今日‥‥‥‥‥‥あれ?そういや母さんが‥‥‥‥









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(名前)side





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大輝のバーカ。

何で分かんないのよ。

さすがにどんなに鈍くても今日くらいは何の日か分かるじゃない。

せっかく、パーティーしようと思ってたのに。

あーぁ。










ドンッ








『キャッ!』「ぅわっ!」








いったー。私余所見しすぎてた!?










『え、えっと。ごめんなさい!周り見てなくて!』
「あー、すまんすまん。ワシもよー見てなかったわ‥‥‥‥李璃ちゃん?」









『あ、今吉先輩。何で、ここに?もう、部活は終わったんじゃ‥‥‥‥?』


「皆に話が合ってん。明日、練習試合が入ってもーて、そのミーティングや。」

『あ、明日‥‥‥‥‥‥ですか?』









「すまんのう。青峰となんか約束してたんとちゃう?」








どっちにしろ無理だったのか。







『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥してません。っていうか、あんな奴知りません。』


「あー、そうなんか?んじゃ、ワシとでも













「んなことさせっか、腹黒メガネ!!」















はぁ。しゃーないな。」










大輝っ!?











「てことで、オレ明日の試合パスな。どーせ勝つだろうけど。」

「そうゆうと思ーとおたで。もう、困らせるなよ。」

「分かってる。」

「じゃあな、李璃ちゃん。」










あっ‥‥‥‥‥‥今吉先輩。
行っちゃった‥‥‥‥‥‥。









「‥‥‥‥‥‥悪かったな。今日クリスマスってこと忘れてた。」
『大輝のバカ。』
「ん。だから、今日はお前の言うことなんでも聞いてやる。そんで、一緒に買い物いこーぜ?お前の好きなもん買うからよ。」












『これから、覚悟しててよね。』
「じゃあ、今日はめちゃめちゃに甘やかしてやるよ。」













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おまけ‥‥‥‥




「今吉さん。青峰は?」
「今日は来れへんって。」
「またサボりかよ!!」
「あー、彼女さんにプレゼント買いにいくんやと。ホンマあいつ李璃ちゃんには弱いよなぁ。」
「弱すぎっすよ!ってか、あれ、青峰じゃねぇって!」
「まあ、見てて鳥肌は立つわな。」










「うるせぇよ////////」

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