ずっとキミを想ってた
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『ねぇ、お母さん。どんな子なの?』
「会ってみれば、分かるわよ。」
今日、お母さんが再婚する相手と会う事になっていた。
その人には、私と同じ年の男の子がいるらしく、少し楽しみにしていた。
家では、髪型や服装などを何度もお母さんに見てもらい、変じゃない?と何度も繰り返し聞いていた。
「大丈夫よ。すごく可愛いから、安心しなさい!お母さんが保証する!」
『うん!』
仲良くなれるかな?
お兄ちゃんだ、って言ってたよね。
楽しみだなぁ。
皆の話聞いてたら、すごくうらやましかったもん。
早く、会ってみたい。