萌黄の風

□Little Red Riding Hood
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Once upon a time…



可愛い少女が両親と暮らしていました。
少女は森に住む祖母から貰った赤い頭巾をいつも被っていたので
周りの 人々から゙赤頭巾"と呼ばれていました。
ある朝、何時も通り朝食を食べ終え森のお友達とテニスをするため遊びにいこうとした彼女に母親がお使いを頼みます。
「何の御用なの?ママ」
「病気のお婆ちゃんの御見舞いに行ってきてちょうだい。
道草なんかしたら村内100周だからな」
「知らない人と話したりしてはダメだよ。
まったく近頃の奴 はたるんどる!」
心配性な両親に見送られ、赤頭巾はお婆ちゃんの家への道を足取り軽やか?に歩いていきました。



「赤頭巾ちゃん、何処に行くの?
(なんか意外と似合ってるよ 橘さん)」
いつも一緒に遊ぶ森の動物達が訊ねます。
「お婆ちゃんの御見舞いに行くの
(熊の着ぐるみもウサ耳やら猫耳やら…可愛いな←親馬鹿)」
(普段部活で優しく接する時のように)微笑みながら答えます。
(やべぇっ!!こんなの奴等に見られたら 俺達の橘さんが危 ない!)
と皆は思いましたが、そんな事言っていたら話が進まないので後ろ髪引かれる思いで見送りました。

暫く花畑を一人歩いていると先程の動物達と同じ質問をし ながら近寄ってきた狼と出くわしました。
「御見舞いの定番といえば花っしょ!摘んであげたらどう?」
狼の言葉に乗せられ赤頭巾は花を摘むことにしました。その間先回りしようと考えた狼はふと気になることがあり、訊ねてみました。
「今日のパンツは何色っスか?(ドキドキ)」
「……。いちご柄(ニコッ)」
綺麗な笑顔で言われたその言葉に狼の頭の中は大変なことになってしまいました。
暫く妄想に浸り、この場で犯してしまおうかと考える間に赤頭巾の姿は消えていました。
普段好きだの何だの言ってからかわれるので(赤也は本気な のだが)、
ああ言っただけで実は黒だったりするのでした(それはそれでセクシーです)。



さて お婆ちゃんの家に着いた赤頭巾はドアをノックして 中に入っていきました。
寝室へ行き、ベッドに近づいた彼女が見たものは…

(何故ミッ●ーマウスが寝てるんだ?中身は誰だ?)

じっと見つめて観察していると●ッキーの顔 右頬にホクロを発見します。
(…跡部か。何考えてんだコイツ…あれ?幸村はどうし…)
机の上に置かれたメモを発見し、読んでみる 。

『ちょっと買物に行ってきます。留守番宜しく』

おいおいと胸中で突っ込む――と、急に腕を引かれ、ベッドに倒れたところを覆いかぶさるように●ッキーに押し倒されてしまいました。
「う…っく、お、重…」
なんとか逃れようと必死に藻掻きますが、●ッキーの着ぐるみ が重く動きません。
「●ッキーには●ニーちゃんがいるだろ?早く夢と魔法の国に帰れ」
赤頭巾はそう言ってみました。
すると●ッキーは口を両手で 押さえました(よくやるポーズ)。

(中で跡部がやっていると思うと笑えるな)
そう冷静に思いましたが、自分の身が危険なのは変わらずどうしたものかと考えているうちに…

バターン!

●ッキーが倒れてきました。 どうやら酸欠になったようです。
逃げるなら今の内ですが、工呼吸でもしてやるべきか(酸欠のふりされてキス奪わ れるのは後免だが)と悩んでいると…

ズキューン!

と銃声が部屋に鳴り響きました。弾が跡部の 頭に直撃。
射ったのは通りすがり?の狩人でした。
「なんで狼じゃなくてネズミが赤頭巾襲ってんだよ」
狩人が赤頭巾の傍に来て乗っていた跡部を放り投げました。
するとスカートが捲れ(中丸見え)上もはだけた状態の 赤頭巾の姿が…

(最高じゃねーの)

狩人は 起き上がり服を直そうとした赤頭巾の手を掴み押 し倒すと強引に唇を奪ったのです。
突然の行動に抵抗も忘 れ、の行為を受け入れた赤頭巾は我に返りましたが 激し いキスに力が入らず、狩人を押し退ける事が出来ません。

「ふ…ぅ んんっ!や…め」
「いいからおとなしくしてろ」
首筋に顔を埋められ
身体を撫でられ
奇妙な感覚にどう対 処したらいいか分からず ただされるままにしていると、
狩 人は赤頭巾の下着に手を掛け脱がし始めました。
「!!」
驚く暇などなくモノを舐められ 、声をあげます。
「はっ……や…ぁ ん」
頭の中では自分の聞いたことない甘い声を恥じますが、奇妙だった感覚が段々快楽に変わってゆくのを身体が覚えて しまうのです。
強く吸い上げると赤頭巾は白濁の液を狩人の口内に吐き出 します。
狩人はソレを全て飲み干しました。
「バカ!汚い 吐け!」
赤頭巾が騒ぐと 「煩ぇよ」 一言言って今度は首や胸にキスを落し、赤い花を咲かせて いきました。そして指をいきなり入れられたのです。
「痛っ …?!」
最初は痛みに耐えていましたが先程と…先程よりも更に快 楽を感じるようになった赤頭巾を見て、
狩人は指を抜き自 分のモノを赤頭巾のソコに入れました。粘着質の音を響か せ侵入してくる感触 際奥を突き上げられ快楽に溺れていきます。
「あ…いや あああぁぁぁっ!」




「ただいま…?」
買い物から帰ってきたお婆ちゃんが見たものは…
自分の ベッドで抱き合って眠る二人の姿でした。



---END---

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