Free!長編@(番外編)

□嬉し恥ずかし
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風呂…



風呂……






まさか、一緒に入るなんて言えねえし…



でも…もし名前が風呂ん中で倒れたら…


名前…風呂…倒れる…いやだ…やだ…!












「やだあああああ!」




「えええええええ!?」













俺の中では一通り流れがあってからの叫びだが

名前にとっては突然の俺の叫び

名前は驚いたように俺を見る










「ああ、わりぃ…風呂…一人で平気か…?」




名前の頭に手を置いてそう聞けば




「うん、平気だよ。凛君は大げさなんだよ〜」


と笑って俺の頬に手をあてる


名前のその優しい顔をみたらちょっと安心…


といいたいとこだけど…


無理してんじゃねえかって余計に心配を煽る…


俺も忙しいやつだと、自分でも感じる







「名前…俺やっぱ心配だあ…」


また涙が出そうになる

締まれ俺の涙腺ーーーっ!


「凛君…泣きそうな顔しないで…」


と名前が眉を下げて俺を撫でる

すると、名前は そうだ!と手を叩いた

















「一緒に入ろうよ!お風呂!」


















…え!?一緒に風呂…!?名前…え!??





俺達はその…まだ…その…え〜…だな…んー…!?







…ええええええ!?





























「水着で!」








「ですよね」


















一人で妄想が先走ったが


名前の最後の一言で思考が冷め涙腺がキュッと締まった










んまあ…ちょっとホッとしたんだけど





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