Free!長編@(番外編)
□ぜっったい
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俺は…今季最大級に焦った…
名前が倒れたなんて…
そんな文字みたらもう一気に…
涙が出そうになるくらい焦ったんだ
親友名前にすっげーでけえ声出されて
我に返ったけど…尋常じゃなく冷汗が止まらなかった
名前…名前…!
アイがなんか俺に言ったみたいだが
そんなの聞こえてなくて…
メールをみたのは
ちょうど部活が終わって
アイと部屋まで向かう途中だったんだ
だから俺はジャージのまんま
髪の毛なんか塩素臭いまま
だけどそんなの関係なくて…
名前の声を聴いたら少し安心したけど
その声もなんだか弱々しくて…
電話を切った後俺は
切り返して夢中で走った
早く…名前に会いたい、その一心で
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