Free!長編@(番外編)
□過保護なやつ
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"凛、名前が倒れたの。今はだいぶ回復したけどちょっと熱っぽいみたい"
凛は部活中だろうと思って
電話はせず、メールを作る
私たち5人はとりあえず
新しい方向性を決めた後すぐに解散にした
次の練習は一週間後に設定して
きちんと笑顔で解散したのだ
で、名前を一人で保健室には置けないから
私だけが保健室に残って名前と2人になる
江には悪いけど、マネの仕事はお願いした
みんな優しくてすごく助かる…
と、みんなの優しさをひしひし感じつつ
凛に一応メールを打つ
後でぎゃんぎゃんうるさく言われても困るからだ
「今、凛にメール打つから」
というと名前は赤い顔を青くして
は、はい…と言った
きっと凛に怒られると思って怖いんだろう
まあ…凛が名前を怒るなんて
逆に見てみたいですけどね〜
「よし、送信っと」
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