Free!長編@(番外編)
□パワーは…
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相変わらずの夏休み
いつも家にいるのはもったいなーいって名前は言った後
俺を引っ張り出し2人で外に出る
どこに行くんだ、と聞けば
「公園までお散歩〜!」
と言って俺を引っ張って歩き出す
最初は乗り気じゃなかった俺も
楽しそうな名前をみてるうちに
なんだか楽しくなってきて
名前の横を並んで歩く
「去年の夏も、よく公園までお散歩したんだ〜」
懐かしむように話す名前
まあつまり公園がお気に入りスポットってやつか
「公園にはなんかあんのか?」
楽しいもんがあるから行くんだろ
そう思って聞くと
「なーんにもないよ!」
と笑顔で返されてしまった
こいつに物事の理由を問うのはもうやめよう
そう思う瞬間でもあった
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