Free!長編@

□自由な情熱
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俺は、教室にゆっくりと入ってきたその子から

目が離せなかった…驚いたんだ

こんなにも綺麗な子がいるのか

こんな可愛い子がこの学校にいたのか

色々な気持ちが一瞬にして沸き上がり

俺はただ、ぼーっとするしかできなかった

きっとその顔は間抜けなことこの上なかったと思う




そしてその子は親友名前の親友だったなんて

もっともっと驚いた

俺の顔を見て、珍しいと笑う親友名前

俺もなんだか恥ずかしくなって笑ってしまう








それにしても、なんて綺麗な子だったんだろう

艶やかで身体の動きに従順な黒くて綺麗な髪

髪の色とは対照的に雪のように白く

見ただけでわかるほどに柔らかそうな肌

大きな目に通った鼻筋

きちんと着こなされた制服は

可愛らしい女子の制服の可愛さを

この子は最大限に引き出している

そして…"清楚"この言葉がよく似合う子だと思った









今まで女の子に対して

特別な感情を抱いたことはなかった

だけどこの子を見た瞬間―


その一瞬で俺はきっと

"恋"をしたんだ、って感じたんだ







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